実行委員長からのメッセージ
123会場、出品者862名、総入場者43,812名、
前回の倍増を達成!
銀座大展覧会、大盛況のうちに終了。

 
 今年9月に開催した銀座大展覧会は各方面から反響を集め、おかげさまで出品者数、参加画廊数、入場者数は前回2004年秋の大展覧会を大きく上回る、記録的な成果をあげ各会場たいへんな賑わいとなりました。
 今回の特徴は何といっても9月2〜27日に長期開催した初の学生・教員・OB合同企画「一号一絵!?展」の大成功があげられます。そして個展・グループ展が前回以上に数・質とも充実したことも。その中でも日本画の作家が多数参加したことやグラフィック&パッケージの合同大展覧会、さらに金沢美大本学のサテライトギャラリーの開催なども特筆されます。
 そもそもこの企画は金沢美大卒業生の活躍と少人数主義の美術大学の存在を全国に披露することと、一般の人々に気軽に美術を楽しんでいただくことを目的にスタートしました。今回はそれを進化させ発表する側と見る側の両視点にたって〜一期一会、閉塞感が漂っているこの時代にクリエイティブは人に何を与えるか〜というテーマのもとに、合同企画展を「一号一絵!?展」にしました。
 大展覧会終了後に金沢の友人からこんなメールが届きました。「10年ぶりの東京、しかも画廊を一日で20軒程回った経験は生まれて初めてでした。とても楽しかったです。(中略)新たなエネルギーをたくさんいただいた感じです。銀座ではあのパンフレットを持って歩いている人があっちにもこっちにもいたし、迷っていると関係ない画廊の人まで親切に案内してくれました。お世話して頂いた方々に感謝です。お誘い受けなかったら、東京まで行くことも無かったでしょう。いっしょに同行した娘たちにもいい刺激になったと思います。」と。このお便りが大展覧会のすべてを言い表しているように思います。
 出品者はじめ、金沢美大、同窓会、金沢市、ポーラミュージアムアネックス、各画廊の皆様や出版・報道の皆様までさまざまなご支援をいただき、その結果多くの人と多くのアートに出会い、多くの感動が生まれたようです。「一期一会、クリエイティブは人に何を与えるか」の答えは「出会いと感動」。この誌上をお借りして、すべての皆様に出会いと感動をありがとうございます。と御礼申しあげます。そしてこの2年間ずっと共にしてきた情熱あふれる実行委員の皆様にも。またいつか新たな感動と出会えたらと願っています。

実行委員長 作宮隆(昭53年商デ卒)

 
全体集計
今回 
2004年 

会場総数
123会場
(65会場)
出品参加者総数
862名
(450名)
入場者総数
43,812名
(17,000名)
内 一号一絵!?展入場者数
4,498名
(1,407名)

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