第16回東京けやき会は「東京・銀座大展覧会」の盛り上がりが最高潮に達した9月15日(土)、銀座3丁目 自然式食堂 餉餉(ケケ)銀座店にて開かれ、関東だけでなく全国から160名を越える方々にお集まりいただきました。
　パーティに先がけての「東京けやき会2007総会」では、次の2項が承認されました。
1：2005年3月31日現在の会計報告
2：役員改選（会長・副会長・幹事長・事務局長・監査役の留任を承認）
捧剛太さん（昭56年工デ・58年院製品）と高井美和（平14年視覚）の司会でパーティがスタート。
小田桐昭東京けやき会会長、久世建二金沢美術工芸大学学長のご挨拶、埜谷勉同窓会会長の乾杯に続き、福光屋提供による福正宗四斗樽の鏡割りをしたのち本格的にパーティ開始。赤い法被が気に入ったお三方は、パーティの間ずっと着ていました。
しばしの歓談は、懐かしい顔に出会った人たちの間でとてもにぎやかに話がはずみ、つづいて今回の盛り上げ役として多いに活躍いただいた本田京子さんの玉すだれ余興、すばらしい一芸に会場は大いに盛り上がりました。
　しばらくして山出保金沢市長到着、すぐの挨拶にも関わらず快く受けていただき、お土産に美味しい地酒もいただきました。
　一号一絵!?展各賞の発表では、久世学長賞は堀江聡美さん（視覚2年）と長岡美郷さん（彫刻3年）の2名が同数の票を集めて2人受賞となり、金沢より駆けつけてくれた堀江さんに代表して受け取っていただきました。小田桐東京けやき会会長賞は稲田　峻さん（昭62年日本画 ）の作品が選ばれました。賞を受賞された方々には達成感と喜びに満ちあふれた感想をいただきました。
　その後、NHK（首都圏および金沢・9月10日18:10〜のニュース枠）、テレビ金沢（9月6日 18:10〜「びービーみつばち」のニュースコーナー）の映像が流されました。音声が出ないというアクシデントもありましたが、捧さんのたくみな司会進行で無事ニュース画像も楽しんでいただけたようです。
　ここで、久世学長からの情報により平野学長が当日77歳の誕生日であることが判明し、急遽お祝いの南京球すだれ。ここでも本田さんが大活躍。
　会場が少し落ち着いたところで平17.18.19年卒業の新人紹介＆年度幹事選出です。新入会員7名が、ステージに登場し自己紹介。年度幹事として、平成18年は、大庭俊介さん（視覚）・山口真衣さん（視覚）・上町達也さん（製品）に加え、中島美菜子さん（製品）が、平成19年は、桑原秀平さん（視覚）・戸瀬麻梨乃さん（視覚）に加え、三宅恵美里さん（視覚）が選出されました。新人へは市長から一人一人へ熱い？メッセージがありました。
　そうこうしているうちに、残り時間もわずかとなり、毎回恒例、全員集合の写真撮影です。人数が多いので、2回に分けて撮影。この時撮影場所にいた方々に場所を空けてもらうという強硬手段に出ましたが、「料理がおいしかったから」という理由で快く場所を譲っていただきました。
　撮影も無事終わり広瀬靖久同窓会運営委員長による一本締め、黒澤淳一東京けやき会幹事長によるパーティ閉会宣言です。ここでは黒澤さんによる劇団東京べれゑ次回公演の告知（これは2006年4月に急逝された東京べれゑの大黒柱、服部大三郎さんの追悼公演でもあるのですが）、それに続けて平野先生の服部さんにまつわる思い出話が語られました。
　パーティ終了後は皆さん仲の良い方々と夜の街へと消えてゆきました。
　一方、パーティ関係者が後片付けを終え会場を出たところへどこからともなく市長が再登場!! 銀座の路上でお揃いの黄色いTシャツ姿の実行委員一同もう一度盛り上がり、ようやく終了となりました。

報告：高井美和